事業継承コラム
事業承継時の障壁①
2015.3.25/ 事業継承
最大の物理的要因は「借入への個人保証」です
横浜市のK社長は、番頭への承継の可否は、最終的には銀行による保証差替の返事をもって決断するそうです
新宿区のI社長は、番頭への承継時に保証の差替えは問題なく終了するとして疑わない状況です
当然のことながら、同じ「経営者」でも考えは違います
どちらが正しいかという判断は出来ないのが現実です
ただし最適解を求められれば、新宿区のI社長の考えは実情に即していないと申し上げられます
なぜなら金融機関にとって『保全』はありすぎて困るものではありません
私を含めた一般の人がお金がありすぎて困るとは言わないのと同じですね
しかし、保全もお金も無くなるのは困るのです
事業承継をお考えの経営者様は、今一度金融機関との自社の関係を見つめなおしてください
事業承継時における負債の保証の解除は企業オーナーにとって最重要事項です
制度そのものが見直されつつある今日ですが、、、